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​CONSTRUCTION METHODS

板倉工法のご紹介

板倉工法(いたくらこうほう、板倉構法) とは壁材に横板を用い、壁塗りを行わない簡素な木造建築の伝統工法である。中部の木曽川沿いや信州の山間部に多く見られるこの工法は、壁塗りを行わないため左官が必要なく、大工のみで建てることができる.施工の作業内容から、落とし板倉、落とし込み板壁工法とも呼ばれる.

 

 

利点
・落とし込んだ厚板がそのまま化粧材となる

・板壁のみで適度な保温性、通気性、保湿性を保つ
・保湿性を保ちつつ、適度な通気性もあるため、冬季の結露も起こりにくい
・比較的高い防音性がある
・柱や梁、壁と全て木材のみで構築できるため、自然素材の使用が増える
・板壁自体が強度を持つため柱の強度を節約でき、同じ敷地面積で部屋が広く取れる
・従来工法と比べ板材が細くて済むため、国産材を利用しやすい
・「壁倍率」、「防火構造」について国土交通省の認可
・準防火地域内でも建築可能になった
・落とし込み板の大きさが規格化され、国内で大量生産できる体制が整いつつあるため、材木量の割には安価に入手できる
・シックハウス症候群となる人工物を含まない形で建築可能
・単純な構造なので改修しやすい

※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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